最後の4週間
気になってる人がいるかもなので、記録として書いておきます




ぴぃちゃんが受けたのは、去勢手術です

昨年11月ごろ、睾丸が大きくなっている気がして様子を見ていました
年末になってもとくべつ大きくなってはいないようでしたが
念のためお正月明け1/4に病院へ行き、先生に診ていただいたところ
やはり肥大はあり、精巣が腫瘍化している可能性があるとのことでした
まだ生活にはまったく支障がなかったので、ひとます様子見の経過観察となりました


毎日チェックしていましたが、2月中旬ごろから睾丸全体に水がたまるような感じで
明らかに急激に大きくなってきました
水分が重いのか、大きく垂れ下がり、大事な盲腸糞を食べることができなくなり、
尿道口も完全にふさいでしまっていました
体調は元気だったので、これはもう手術するしかないと思い、手術をお願いすることにし、3/1に決定したのです




手術をしたことの後悔は、どちらかといえばないです
先生もぴぃちゃんをおまかせできた信頼できる先生です
本当は当然、年齢を考えてもできれば手術はしないで済ませたかったので
年明けから手術をするかどうかについては悩みに悩み、たくさんの方に相談もしました
でも、手術を決めて以降も睾丸は成長し、手術当日の3/1にはさらに大きくなていましたし
このままこのスピードでどんどん引きずるほど大きくなったら生活に支障をきたすのは明らかで
これからの生活のために、との思いで手術を決めたのです



手術自体は無事終わり、麻酔が覚めてすぐにお弁当に持って行ったお野菜も全部食べてくれました
帰宅後も夜ごはんを全部食べ、翌朝にはいつものぴぃちゃんに戻っていました
その後の病理検査の結果は、良性の腫瘍でした

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2013/3/1
手術日の夜




ここまではよかったんです


安静にしなくちゃいけないのに、傷口のちょっとしたことが気になり、
術後だというのに3/3と3/7に病院に連れて行ってしまいました
そのせいでぴぃちゃんをものすごく疲れさせてしまったんだと思います
負担がかかった左前足(白いほうのおてて)を捻挫のようにしてしまいました

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2013/3/3
疲れた・・・


右後ろ足が変形してきたことは以前にも書きましたが
じつは右前足も、肩の関節周りが伸びたようになり、内側に入ってしまうようになって
踏ん張りが弱く、油断すると両前足がクロスしちゃったりしてました
だから、左前足は大事な大事な支えだったんです

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2012/9/17
位置がおかしくなってますが、黒いあんよは右前足なんですよ



急に走らなくなり、どうして?走らなきゃすぐに筋力落ちちゃうよ、と悩み始めた頃、
左前足を浮かせているのに気付きました
触ると痛がりました
翌日12日に病院に行って診てもらうと、足首あたりが大きく腫れていました
痛み止めと抗生剤をもらいました


なかなか腫れは引かず、前足を使わないうちにみるみる両前足の機能が落ちました
後ろ足ばかり気にしていたけど、前足もとっても大事なんですね
前足が着けないので、うまく走ることができなくなりました
がんばるけど、一歩進むごとに前のめりになったり、横にコロンと転んでばかりでした
床のバスマットを段差がないようにフラットに敷き詰めてあげるようにしたら
転ばずにうまくいくと、3mくらいは動けました
いつものように、おやつがもらえる習慣やごはんを待つ間にはしゃいで動いたり
わたしが寝るときに毎回添い寝しようと転びながらも向かってくるのです

ぴぃちゃんは転ぶと、わたしが起こすまでじっと待っていました
だからわたしも騒がず、静かに起こしてあげていました



前足を使えてないですね


前足が立たないので、いつも使っていたごはんの器だと高さがありすぎて食べにくくなったので
浅い器を買いました
牧草入れの器も高さの低いものだけにしました

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2012/10/24
右下のピーターラビットの器はぴぃちゃんが来た日から使っているものでした




2週間の抗生剤を飲み切った頃、やっと少し腫れが引いてきた気がしたので
通院はせずに痛み止めだけ引き続き飲ませます、と病院に電話したのが3/23
望み薄でも、まずは回復させなくてはという思いと、疲れさせたくないという思い、
最終的には寝たきりでもいいからいてくれればいい、と思っていたんだと思います


家でできることは、
温灸、マッサージ、ストレッチ、ツボ押し、などがんばって続けました
でも、だんだんとからだの反応が悪くなっていることも、悲しいことにやればやるほどわかりました
ほかにはレメディを食べさせたり、マコモ再開したし、レイキしてもらったり
もうなんでもやるから、生きててくれればいい、という心境です


しかし翌24日、今までになくからだの反応が悪くなったんです
からだも冷え、温灸では補えないほどでした
これは危ないと思い、開業前の動物病院に駆け込みました
本当は4/1開業の病院で、東京でよく受けた鍼灸をやってくれるので、
開業を待ちわびていたのですが、ダメ元で飛び込みました
そしたら先生も看護士さんも、最初は驚いてたけど、嫌な顔一つせずお灸と鍼をやってくれたんです
開業直前でお忙しかったところに、本当に感謝です
行かなかったら、この日が命日だったかもしれません
少しだけど、いのちを繋いでいただいたと思っています
しかも開業前だからと無料で・・・
ぴぃちゃんはかなり脈が弱かったそうです
元気を取り戻し、開業日4/1の午前の予約を入れて帰りました





この間ぴぃちゃんは、手術のあとも、おててが痛くなってからも、食欲だけはずっとしっかりありました
ごはんも毎食全部食べ、おやつもしっかりねだり、牧草も自ら食べに行くほどだったから
この食欲を頼りに、わたしもこれならと安心していたんですね
↑の動画のように、あんよ以外はとっても元気だったんです

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2013/3/22
前のめりでも食べたい



27日も
夜ごはんを全部食べ、おやつももらい、牧草を食べ、わたしのところまで歩いてきてみたり
元気に楽しく過ごしていたんです


それが、日付が変わり、28日になって
2時半ごろに、一気に全身の力が抜けたときは、信じられませんでした


大好きなおやつをいらないと言うので
りんごを小さく切ってあげると、食べてくれました
うれしくなっていそいでおかわりを持っていったら、もういいと

強制給餌もしてみました
初めて、飲み込んでくれませんでした

もういらないよ、と聞こえた気がしました
わたしも、わかった、と、寄り添って過ごすことを決めました



朝まで添い寝して過ごし
そのあとは10時過ぎのその時まで、抱っこしてお話しながら過ごしました





これが、ぴぃちゃんとわたしの最後の4週間です





この手術からの4週間は、ぴぃちゃんだけのために過ごした時間でした
だんなさんも出張で3日ほどしかおらず、外出も極力せずに短時間の数回だけ
買い物も通販とネットスーパーだけでまかない、適当にあるものを食べ、
お風呂もあんまり入らなかった
睡眠時間も3時間くらいで、それでもずっと覚醒している感じでした
ぴぃちゃんの住み替えの準備のため時間でもあったけど、きっとわたしにとっても準備の時間を、ぴぃちゃんはくれたんだと思います


ぴぃちゃんは腸も弱かったし、不正咬合の手術も1歳の誕生日直後から始まり、数えてみたら一生で59回もしていたんです
きっと生まれたときにもらった寿命の設計図はとっくに無視して、こんなにも長生きしてくれたんじゃないかと思っています
たしかに去勢手術はきっかけになったのかもだけど
ぴぃちゃんは最後の最後まで力を使い切って、もう1ミリの力も残ってないくらい、生きてくれたと思います
最後の時まで、わたしを見つめ、わたしの声を聴き、生き抜いて旅立ちました



ぴぃちゃんのことを心底かわいがってくれていただんなさんは
2週間ぴぃちゃんと会えないままのお別れでした
29日に帰ってきた時、玄関からすでに号泣してましたね
なかなか帰れなかった出張から、ぴぃちゃんが旅立った翌日の朝に急に帰ってこられるようになったのは、ぴぃちゃんの感謝の気持ちだったと思います
大切にしてくれてありがとう


わたしは・・・
しばらくは、狂っちゃったんじゃないかってほど、ずっと泣き続けました
かなしくて、つらくて、くるしくて


今は、ぴぃちゃんからのメッセージを受け取り
かなしくなくはないけど、かなしいだけの気持ちは消えて
本当にしあわせだったなあと、温かい気持ちに包まれておだやかに過ごせています


本当にしあわせでした
ぴぃちゃんはただのうさぎではありませんでした
わたしはぴぃちゃんに愛され、守られ、生かしてくれる恋人のような存在でした



離れるのはさみしいけど、
ぴぃちゃんの言葉を信じて、また会える日まで
ぴぃちゃんが守ってくれた自分自身を大切に生きていきたいと思います


本当にしあわせ
ぴぃちゃん、またね






支えてくれたみなさま、ありがとうございました





続きに1枚眠ったぴぃちゃんの写真を貼ります
見たくない人は見ないでくださいね










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by yukariphantom | 2013-04-12 11:08